17.アメリカの住宅地開発
| 価格:\2,500+税 著 成瀬大治・戸谷英世 学芸出版社 刊 住宅を建設してから年月が経つにつれて資産価値の上がる住宅はその住宅及び住宅地に対して人々が住みたいという需要に支えられていることにある。アメリカンドームといわれた郊外住宅に荒廃する現象が確認され、1920年代以前につくられた町が現代のアメリカ人に人気のある町であることが発見され、現代のアメリカの住宅地に新しい潮流を作り出している。本書は19世紀以降から現代まで欧米人が追いかけてきた憧れの住宅地を現状計画理論について明らかにした。 目次 第1章 今、なぜTND(伝統的近隣住区開発)か 第2章 アメリカ人が最も住みたいと考える町 1.首都ワシントンの高級住宅地−ジョージタウン エリザベス・テーラーが住んだ町/首都への途を断たれたジョージタウン/ 衰退、そして再生へ/歴史的な町の良さとは 2.思い出に刻まれるリゾート都市−チャールストン ヨーロッパ人の夢の土地/歴史的歩み/混合文化を誇るチャールストン/ 人びとが憧れる町並み/歴史への誇りとこだわり 3.大工組合会社のつくった町−フィラデルフィア 最初の連邦議会が開かれた町/パターンブックでつくられた名建築/ エルフレス街とベティ・ロスの家 第3章 歴史に残る計画的につくられた町 1.チョコレート会社の町−ニューイヤーズウィック 人道主義が生んだ工場町/現代にも生きるピクチャレスクな景観/ アフォーダブルで美しい住宅/居住者の生活中心の住宅地管理 2.最初のガーデンシティ−レッチワース ガーデンシティ誕生の背景と思想/ハワードの新都市構想/ 計画と設計の特徴/計画の挫折、そして新展開 3.田園都市から田園郊外へ−ハムステッドガーデンサバーブ スラム改善とバーネット女史/ハムステッドヒースの環境と開発意図/ 郊外住宅地としての開発/ハムステッドガーデンサバーブの挫折 4.分譲住宅地の誕生−ラドバーン アメリカのガーデンシティ/分譲住宅地の健全維持管理システム/ 現代に通じる計画思想 第4章 歴史に学んだ伝統的近隣住区開発 1.最初のTNDリゾート開発−シーサイド アメリカ人の好むリゾート地は徒歩圏の町/DPZによるシーサイド地区開発/ アフォーダビリティの重視/住民本位の町の運営 2.現代版ガーデンサバーブ−ケントランド 郊外スプロールから守られた土地/ケントランドの開発計画/ エコロジーに叶った住宅地/定住する人たちの町 3.都市再活性化のための住宅地開発−ハーバータウン 都市衰退と不景気の打開策/エンプティネスターズを狙った開発/ 多様な人びとに受け入れられる/成功を支えた厳しいデザインコード 4.歴史町と調和する自己完結型ニュータウン−ノースウェストランディング ダイナマイト工場町、デュポン/サスティナブル・コミュニティへの挑戦/ ステージコンストラクションの実践 第5章 町づくりの交響楽−ウォルトディズニーのセレブレイション 1.セレブレイションとはどんな町か マリサ・チアラメンテの生活/地球環境との調和/近隣の絆を重視 2.セレブレイションの町づくり計画 帰属意識を持てる徒歩圏の町/観光客を主対象にダウンタウンを事前に建設/ セレブレイションの都市設計 3.セレブレイションのデザイン 風土を意識したダウンタウンとパブリックスペース/建築デザインにこだわる住区 の計画/個性があり、町並みに調和する住宅デザインを提供 4.セレブレイションの都市経営 町並みをつくる土地利用規制/コミュニティのルール 第6章 TNDから私たちが学ぶべきこと 住宅地のデザイン 1.帰属意識の持てる住宅地デザイン 2.自然と調和した住宅地デザイン 3.調和のある町並みをつくる自由 住宅地で享受するライフスタイル 4.住宅地が人びとを育てる 5.徒歩圏の町を結ぶTOD 6.生活自治組織、HOA 住宅地の安全性・衛生性 7.犯罪・災害に対し安全な町 8.子供や老人に安全な町 9.省エネ、省資源をコミュニティ主導で実践する町 10.救急体制が整い、健康に暮らせる町 誰でもが住める(アフォーダブル)開発 11.高額な設計業務報酬が不要 12.未完成住宅(成長住宅)の建設 13.造成工事費を最小限にした宅地開発 住宅による資産形成 14.景気変動に強い資産形成を目指す 15.生活者を守る住宅地経営 16.ステージコンストラクション |