15.阪神大震災の教訓 −【検証】建造物はなぜ壊れたのか−
| 価格:\2,800+税 著 山室寛之・戸谷英世・小林一輔・須賀好富・長谷川武久 第三書館 刊 目次 業界をおおう手抜き欠陥工事 山室寛之 噴き出た手抜き 「絶対に発覚しない手口」 監督庁の無力 道路陥没が暴く「不正の構造」 50万戸に及ぶ「酸欠住宅」 完成直前に取り壊し決定 すり替えられたテストピース 「欠陥溶接」黙認を迫る無言の圧力 「市場類例をみない不正工事」 回収されない欠陥鋼板 震災が暴いた犯罪的手抜き 建造物被害原因の究明と行政責任 戸谷英世 事故原因に対して学者は何を解説したか 震度7であれば、関係者は免責されるか ある住宅メーカーの地震対策の横暴さ 阪神大震災は建築業界を告発している 目立った公共建築物の被災事故 阪神大震災経験の総括の仕方 1 総括方法の構成 2 地震マップの作成 3 構造設計と建築確認 4 工事管理、施工管理、検査 5 維持管理と行政の監督責任 コンクリート構造物は壊れるべくして壊れた! 小林一輔 はしがき 施工不良は枚挙にいとまがない程多かった 高架橋におけるコンクリートの打ち継ぎ不良 地下鉄コンクリート躯体における締め固め不良 鉄道高架橋・橋脚などにおける異物の混入 鉄筋のガス圧接不良による破断 高架橋の橋脚における帯鉄筋の配筋不良と定着不良、縦筋の配筋不良 まとめ 生コンの品質不良に起因する早期劣化ではアルカリ骨材反応による劣化が目立った アルカリ骨材反応による劣化 鉄筋の塩化物腐食 炭酸化の急速な進行によるコンクリートの劣化 コンクリートの破片が明らかにしたその他の異常な現象 まとめ 今回の阪神大震災から何が分かったか 高度経済成長期に何が起こったか 生コンの品質を悪くした原因 土木社会の体質 今後の展望 建築構造の不具合とその教訓 須賀好富 はじめに 設計は正しくなされているか 工事監理はどうなされたか 正しく工事はされているか 粗悪なコンクリート 鉄筋の加工 鉄骨の溶接 コンクリートブロック塀 その他の建築工事のトラブル 謙虚に反省を 編柱(戸谷英世) 公共工事の抜本見直しと信頼回復に向けて 長谷川武久 被災原因究明を回避するゼネコンと行政 請負・重層下請構造がもたらす品質不安 バブル崩壊と規制緩和のもとで 求められる建設生産の価値観転換 公共工事・品質管理抜本見直しのための提言 あとがき 写真提供(撮影) 著者略歴 |